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エボラ出血熱!ジーマップとファビピラビル! [経済]

西アフリカで猛威をふるっているエボラ出血熱ですが、その感染は感染者と感染疑いの患者数が計2000人を超えたそうです(世界保健機関(WHO)が15日発表)。そして、国際医療団体「国境なき医師団」の会長さんは現状を「戦時」と表現して、感染拡大の制御に今後6ヵ月はかかるとの見通しを示しました。

すでに世界中で1000人以上の人が死亡しており、世界保健機関(WHO)も実験段階の薬の使用を容認したといいますし、沈静化のめどは立っていないようですから事態は深刻のようです。過去の感染拡大を食い止めた通常の対策で今回の事態収拾は困難ということですから今後の対策が気になるところです。

世界保健機関(WHO)は、加盟国と共に1億ドル(約103億円)を投じて対策を強化する方針を示しました。ギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国にさらに資金を提供するほか、治療にあたる人員を増やすそうです。アメリカ疾病対策センター(CDC)からは50人が追加派遣されるとのこと。

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http://xn--icktfpb.seesaa.net/category/23187123-1....より

エボラ出血熱は、エボラウイルスが引き起こす致死率が非常に高い極めて危険な感染症です。とはいえエボラ出血熱のウイルスは空中には浮遊しません。感染するのは、感染者の血液、汗、嘔吐物、尿、唾液、精液などに触れた場合だけです。ようは感染者に触れた時に皮膚の傷口などからウイルスが侵入して感染するということですね。専門家によると、他人に感染するのは患者の具合が悪くなってからで、それまではたとえ症状が現れ始めても感染力は高くないとのことです。

エボラ出血熱の初期症状はマラリアなどと似ているため、住民がエボラ出血熱と思わず感染が拡大している可能性もあるといいます。世界保健機関(WHO)によると、エボラ出血熱の初期症状は発熱や頭痛、筋肉痛、喉の痛みなどで、マラリア、腸チフス、コレラなどと見分けにくい場合があるそうです。

なぜここまで感染が拡大したのかですよね。どうやら感染の拡大は、家族や医療従事者が患者を看護する際、あるいは葬儀の際に遺体に触れる風習がありその際に引き起こされているようなのです。

今のところワクチンも治療法もないわけですが感染しても助かった人はいるわけです。エボラ出血熱の致死率は90%に達することもあるそうですが、医療関係者によると、現在の致死率は70%程度で助かった人々は早急に治療を受けていたそうです。

そこで注目なのがエボラ出血熱の治験薬ですよね。試験段階の未承認薬の「ジーマップ」という薬です。リベリアで医療活動中にエボラ出血熱に感染したアメリカ人医師ケント・ブラントリー氏(33)とナンシー・ライトボルさん(59)は、リベリアで治療を受けた際にこの「ジーマップ」を投与されたそうです。「ジーマップ」のおかげなのか2人とも容体が回復しているそうです。

なんと驚きなのがこの「ジーマップ」植物性なんだとか。たばこの葉にもなるナス科タバコ属の多年草“ニコチアナ”を利用し、その植物細胞で育てられた3つの「ヒト化モノクローナル抗体」なんだそうです。

ちなみに「ジーマップ」はサルの動物実験で有効性が示されただけで、安全性はこれまでヒトを対象とする臨床試験で確立されていないそうです。ヒトでも効果が認められ副作用などの問題がクリアできれば承認されるのもそう遠くないのかもしれませんね。新薬となることを期待してしまいます。

「ジーマップ」の他に「ファビピラビル」という治験薬も注目されています。アメリカ政府機関はエボラ出血熱の治療に富士フイルムホールディングス のインフルエンザ用治験薬「ファビピラビル」を利用できるよう承認手続きを急いでいるそうです。「ファビピラビル」は既にインフルエンザ感染者の抗ウイルス剤として治験が重ねられており、エボラ出血熱の治療に適用する上で優位性があるようなのです。現在はインフルエンザ治療薬として米国での治験の最終段階にあるとのこと。日本が世界を救うことになるかもしれませんね!?

レギュラーソリュブルコーヒー?ネスレ日本が業界団体脱退? [経済]

ネスレ日本のレギュラーソリュブルコーヒー?
てっきり新商品かと思ったら主力商品の「ネスカフェ ゴールドブレンド」で新製法を採用したらしく、これに伴って表記も53年間使ってきた「インスタントコーヒー」から「レギュラーソリュブルコーヒー」に変更したのだそうです。

ソリュブル?英語に疎いわたしにはなじみのないことばでしたが「溶ける」という意味なんですね。
でもインスタントコーヒーだってお湯に溶かしますよね。

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http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%A...より

ネスレ日本さんのQ&Aによると「レギュラーソリュブルコーヒー」とは、微粉砕されたレギュラーコーヒー豆の粒がソリュブルコーヒーの粉の中に包まれることにより、同じお湯で溶くにしても今までインスタントコーヒーではなしえなかった「淹れたての香りと味わい」が1杯づつ簡単に味わうことができるという消費者便益を持ったカテゴリーのコーヒーということなので、コーヒー豆の抽出液を乾燥させて粉末状に加工したインスタント食品とは別モノということです。なるほどと思いたいところですがそのレギュラーソリュブルコーヒーの成分の9割以上はインスタントというのですからどれくらい違うものか飲んでみなければわかりませんよね。

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http://www.monotaro.com/p/3467/9574/より
待てよ。我が家にもエクセラがあるではないか。
なるほどレギュラーソリュブルコーヒーと書いてある!
わたしはいつもネスカフェのフワ」ラテハーフ&ハーフを飲んでいるのでこれを機にエクセラを飲んでみました。インスタントコーヒーのかすかな記憶と比較してみると確かに香りは豊かな気がしますね。通ではないので味はさほど違いは感じませんがおいしいことにはかわりありません。飲み終わったカップの底に挽き豆が少し残っていたのでこれでレギュラーソリュブルコーヒーを一番実感できた気がします。

「レギュラーソリュブルコーヒー」の名称がちょっとややこしい気もしますがインスタントコーヒーだろうがレギュラーソリュブルコーヒーだろうが家庭で手軽に飲めるのにはかわりないのですからネスレ日本が業界団体を脱退という大きな動きがあってもおいしければ良いのではないでしょうか?

なんだかもう一杯コーヒーが飲みたくなってきました。お茶請けは大好物のキットカットに決まり!
タグ:ネスレ

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